脳震盪の対応
練習や試合で頭部の負傷があった場合は、下記のチェックツールを利用し、速やかに対応しましょう。
脳震盪または脳震盪疑いの対応
上記評価ツールの兆候もしくは症状がひとつでも確認された場合は、プレーから離れ、病院の受診をお願いします。
適切な医療機関がわからない場合は下記へ問い合わせしてください。
大阪府救急医療情報センター(24時間365日対応)
TEL.06-6693-1199
脳震盪になった場合のプレー復帰について
医師の診断により、脳震盪と診断された場合は、段階的競技復帰(GRTP)プロトコールに従うこととします。
- 受傷後14日間は練習と試合を禁止し、安静にして経過を見ることとし、14日以上経過して最後の24時間に症状がない場合にステージ2へ進みます。
- 各ステージとも24時間連続(中学生以下は48時間)して症状がないことを確認して次のステージに進む。
- 次に進んだステージで症状が出たら24時間安静にし、症状が出なければ1つ前のステージに戻り、そのステージから運動を始める。
ステージ1:安静(心身の完全な休養)
ステージ2a:症状がない程度の運動(勉強や仕事など)
ステージ2b:軽い有酸素運動(ウォーキング、水泳など)
ステージ3:スポーツ固有運動(ランニングドリル)
ステージ4:コンタクトのないドリル(パス、レジスタンストレーニング)
ステージ5:フルコンタクト
ステージ6:競技復帰(リハビリ完了)
落雷の対応
雷の閃光とそれに関連する雷鳴の間が30秒以内の場合はプレーを中止し、安全な場所へ避難すること。
プレーの復帰は最後の閃光または雷鳴より30分以上が必要です。
安全な場所
- 鉄筋コンクリート建築物の内部
- 自動車、バス、列車等
危険な場所
- 広場、グラウンドなど
- 簡易テントの中
- 高さ5m未満の物体の周囲
その他、練習や試合時に救急車を呼ぶ必要がある場合は下記リンクを参照してください。